ブリーチ毛に縮毛矯正はかけられる?
こんにちはbeauty and care CALONの陽世です。
今回は、ブリーチ毛の縮毛矯正について、モデルさんの施術過程と共にお話ししていきます。
ブリーチと縮毛矯正は、どちらも髪に大きな負担がかかり、基本的にはあまり相性は良くない施術です。
ですが、髪のダメージ具合によっては可能な場合ももちろんあります!
失敗したらどうなるの?
ブリーチ毛に縮毛矯正をかける際に起こる可能性のある失敗は、【チリチリのビビリ毛になってしまう】【髪の癖が伸び切らない】などです。ビビリ毛になってしまう原因は、薬剤の強さに髪が耐えきれなかった、アイロンでの熱入れの際に薬の流しのこしがあった、熱入れが強すぎた、乾ききってない状態でアイロンをかけた、などが原因に当たります。
癖が伸び切らない原因は薬が弱かった、熱入れで水分を飛ばしきれなかったというのが主な原因です。
髪をまっすぐサラサラにしようと思ったのに逆に髪がボサボサになってしまっては本末転倒です。
今のダメージ具合を見て担当の美容師さんと話し合いをして、リスクをしっかり聞いてから施術に移っていただきましょう。
こちらが実際に施術した際のビフォーアフターです↓
Before
「」
【髪質の特徴】
・髪が細く癖毛である
・ブリーチ履歴がある
・リタッチが3センチ程度伸びている
まず初めに縮毛矯正の薬剤を塗布していきます。
根元の伸びてきているところとブリーチの履歴があるところの薬を塗り分け、薬が浸透し、反応していくのに必要な放置時間も調整しました。
そして薬剤を流したらアイロン前の前処理を行なっていきます。
ブリーチと縮毛矯正で弱っている髪に180度のアイロンを通していく前に、しっかりと髪をコーティングしていきます。CALONではイオン結合を使ったトリートメントで髪の一本一本に薄い膜を張るようにコーティングし、アイロンやドライヤーの熱から髪を守っています。
アイロンを全体に通し終わった後はカラーリングです。
CALONでは縮毛矯正とカラーリングを同時に行うことが可能になっています。
その秘密は、、、!!
髪に優しい【低アルカリカラー】を使っているからです。
根元と毛先の薬を分けて作り、髪質や希望の色味のバランスを考えながらカラー剤のアルカリ量を調整したものを使っています。また、カラー剤自体にトリートメント効果があるものも使っています。カラーをするたびに髪が丈夫になっていく、そんな嬉しいカラーリングなのです♪
そして、カラーとカット後のお写真がこちら!
After
全体がまとまりのある毛流れに整いました☆
今回はブリーチの履歴を生かしてグラデーションのデザインカラーに仕上げました!
「紫系のカラーで顔色が悪く見えないようにしたい」とご希望でしたので、今回はグレージュとバイオレットを使って血色良く、大人っぽいスタイルにしました。
今回の施術は、メリットだけではなくデメリットやリスクをモデルさんにお話しした上で、同意を得てから施術させて頂いています。必ずしも綺麗に仕上げられる施術ではございませんのでご注意ください!
定期的に縮毛矯正をかけたい方は、ハイトーンまでのブリーチはかなりハイリスクな施術であることを覚えておいて頂きたいです。
美容師さんによって施術の順番は様々ですが、私は
ブリーチ → (日にちを空けて)縮毛矯正 → (同じ日に)カラーリング
という順番で施術させて頂いております。
ご質問やご相談がある方はお気軽にカウンセリングにお越しください♬
ご来店お待ちしております。