白髪の出始めに効きます。シークレットハイライト。
今までヘアカラーをしたことがないのに、「白髪が出てきた」ことを、きっかけにヘアカラーした方がいいのかな。とお悩みになっていませんか?今回、15年ぶりにヘアカラーをされるMさん(40代女性)のビフォアからアフターを紹介いたします。なぜ、この技術を用いたのか。また、ヘアカラーを久しぶりにするにあたってのご要望などを注釈しながら、解説して参ります。皆様のご参考になれれば幸いです。
ビフォア
ヘアカラーを全くしていない状態(地毛)【お客様のご要望】
- 派手になりたくない。
- こまめに染めたくない
- 自然な明るさがいい
ハイライトの技術を活用してカラーリングする。
上記のご要望の踏まえて、今回のカラーデザインを決めました。
今回のカラーリングで意識をする点は、、、
- 地毛を残しながら明るく見せる
- 細かい線のハイライト
- 見えすぎず、見えなさすぎずのハイライト
こちらはハイライトを入れて、自然な明るさを加えた後の様子です。目的に合わせて脱色の度合いを決めていきます。今回は、BLEACH+低アルカリクリア剤(3:1)放置時間は10分です。私のこだわりは『上品に明るくすること』です『必要以上に傷めないとこ』『艶感をキープしながら明るさを楽しむ』ことも、常に意識して取り組んでおります。この後、一度流してもう一度カラーリングをしていきます。(ダブルプロセスカラー)ここまでの工程で終わりのケースもあります。(デザインありきですので、脱色しっぱなしの色が綺麗なケースはそのままにすることもあります。)
ハイライト後、艶カラーでブラウンのニュアンスを整えます。CALONの艶カラーは、低アルカリ剤、微アルカリカラー、弱酸性カラーといった、アルカリレベルが低く、荒れたキューティクルをつるんと整えるカラーです。
今回はGr10+mint6(5:1)過酸化水素2% エイジング毛を美しくするSUPLEXを2ml加えました。
※カラー剤メーカー名は控えさせていただきます。
白髪の出現によって、ヘアカラーを考え始めたときに一色塗りをする方法が一般的ですが、ヘアカラーしてない地毛の素材があるからこそ、Mさんのような自然な立体感と共にさりげないブラウンを楽しんでみるのはいかがでしょうか?
昔、ヘアカラーをした経験はあるけど、あの時は若かったし、茶髪も良かったけど、今の自分には 「上品さ」が必要だな、、、若作りしてると思われたくないな、、急な変化を周りに見られるのがやだな、、と考えていらっしゃる方、悩まれている方がいらしゃいましたら、ぜひお試しになってみてください。今回の施術方法はほんの一部です。8レベルくらいのファッションカラーだけでハイライトを入れることもできます。なりたい印象に合わせて、必要な明るさ、透明感、ニュアンスを取り入れてあなただけの素敵な印象作りのお手伝いをさせてください。お気軽にご相談ください(^ ^)