黒髪を真っ白にできるの?個性的ホワイトカラーの作り方
こんにちは!beauty and care CALONの陽世です!
今回は、ウィッグでホワイト系カラーの研究をしていきます!
ホワイトを作るにはベースのブリーチを19レベル以上まで上げていく必要があります
今回は、ウィッグの右半頭と左半頭にわけてカラー剤の調合を分けて染まり具合を比べてみました!
①【(MT13+MT9)+CL】+6L−P+8P-P
【( 3:1)+ 1:3】+1%+1% OX2% 1.5倍
ベースはモノトーンで作り、11レベルくらいを目指して13と9を3:1で混ぜました。
補色に反対色のピンクと紫を使い黄色を飛ばしています。
ハイトーンのオンカラーは基本的に2%で40分放置で薬剤がしっかり反応するようにしています。
②(9SI+CL)+Mauve Pink
(1:4) +5% OX2% 1.5倍
もしくは
(10GRAY+CL)+Magenta
10トーンのグレーが濁りの強いカラー剤しかなかったので今回は上の方の調合にしました。
こちらがカラー後のお写真です。
どちらも同じくらいの色味でほとんど大差はありませんでした。
写真ではわかりにくいですが、若干①の方がムラが多く②の方が整っているように見えます。
おそらくベースの色が①は11トーンくらいを狙って13と9を混ぜてクリアで3:1に薄めているのに対し
②は4:1でも9トーンが多く入っているので濃い色の濁りによってベースの色が均等に入ったと思われます。
また、補色の割合も①は全体で2%なのに対し②は全体で5%になっていますが、仕上がりに色味が出過ぎることがなかったのでブリーチがしっかり抜けていれば9トーンとクリアを4:1にして補色を5〜10%入れるとホワイト系のカラーが綺麗に作れるようです!
ハイトーンにしていく過程で、カラーを塗って放置中は、カラー剤の色がかなりしっかり見えるため色が濃すぎる気がする、、と心配になりますが、ブリーチで19レベルまでしっかり抜けていれば乾かすと色が飛んで綺麗に仕上がるので安心してください!
ホワイトブリーチは難しい技術ですが、正しい施術とトリートメントケアで美しい髪を維持することができます。
今後も、ブリーチヘアを楽しむための情報をお届けしていきますので、ぜひ次回もお楽しみに!