縮毛矯正のお悩みをいただくことが多く、
たくさん方からよく聞かれるお悩みの中で最も多いお悩みは
前髪の仕上がりです。
前髪から顔まわりにかけての印象はとても大事なことで、
その人の印象に左右されることもあります。
印象を左右する前髪が、
つららのようにシャキーンとしていたり、
真っ直ぐに伸びすぎていたり、
パサついていたら
どのような印象に見られてしまうのかを、
想像したときもっと自然でナチュラルな仕上がりにするにはどうしたらいいのか考えました。
毛髪にはクセうねりの出方だけでなく細さ、太さも
場所によって変わってます。
襟足や後頭部の髪質は、顔まわりや表面よりも太く、
顔まわりや表面は襟足や後頭部と比べると細い髪質です。
毛が太いところやクセが強い箇所は、
薬剤の反応も鈍くある程度のパワーのある薬剤を使用しないと
伸びないケースがあります。
毛の細い箇所は、
薬剤反応を起こしやすく過剰に反応してしまうこともあります。
太いところやクセの強い箇所に合わせて薬剤を反応させてしまうと、
前髪や顔まわりの仕上がりは真っ直ぐになりすぎてしまい、
クセがあまりなく細い箇所に合わせると薬剤の反応が甘く
クセが伸びない現象が起きてしまいます。
なりたい印象に合わせるために、
私は縮毛矯正をかける際に必ず全体と顔まわりから前髪にかけての
クセの強さのもと薬剤変えて仕上げていきます。
アイロンをかける際も、
根本はなるべく立ち上げてカーリーな前髪にアイロンをかけて、
固める薬剤の塗布の際は立ち上げたい箇所のみオールバックにします。
こうするととによって乾かした時により自然な仕上がりになり、
ふんわりさと丸みのある前髪を作ることが可能になります。
印象に合わせて薬剤も変えられることから、
お客様のお悩み、なりたい印象に少しでも近づけるお手伝いをさせて頂けましたら
幸いでございます。
髪質改善に満足できなかった方、ぜひご相談させて下さい。
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