白髪染めによるダメージした髪の毛に縮毛矯正は危険ですか?
縮毛矯正をかけるにしても、
白髪染めを繰り返して髪の毛のダメージやゴワつきのある状態でかけてしまうと
真っ直ぐにはなっても更に傷んでしまうのではないかと不安をお持ちの方も多く
いらっしゃると思います。
しかし、ダメージしすぎてしまうことによる髪の毛のねじれや捩れは、
トリートメントをしても改善されず、
薬剤を反応させて結合を再形成させなければなりません。
髪の毛への負担は、
薬剤によるものと、アイロンの熱によるものがあり、
薬剤の過剰な反応による髪の毛への負担は、切れてしまったや千切れてしまったに繋がり、
アイロンの熱では髪の毛の中の水分が水蒸気爆発を起こすことによるダメージがあるため、
薬剤の選定は最重要になってきます。
写真のように繰り返した白髪染めによるダメージがある状態です。
縮毛矯正をかけた履歴はなく、全体にハイライトが入っている履歴で、
ダメージしすぎによる広がりでねじれや捩れが見えます。
このような髪の毛ほ状態に縮毛矯正をかけると、
真っ直ぐぺたんこになってしまうか、更にゴワゴワしてしまい、
せっかくかけたのにただただ傷んでしまっただけのように感じてしまいます。
白髪染めを繰り返した髪にも髪の毛への負担を軽減し、
キューティクルの pHをコントロールする”酸性縮毛矯正”をご提案させて頂いております!
従来の縮毛矯正では pH値の高いアルカリ領域の薬剤が使用されており、
キューティクルを壊して薬剤を浸透させることで結合を切断していく薬剤効果があります。
クセが強い、髪の毛が硬くて太い、高校生や中学生のようにカラーやパーマなどがされていない
まっさらな状態の髪は薬剤の反応がしっかり行き届かないと伸びないためアルカリ領域の薬剤を使用することが多いです。
この反対に、
髪の毛が細い、ハリコシがない、カラー履歴、白髪染め履歴、エイジング毛の方にアルカリを使用してしまうと、
過剰に反応してしまいダメージを引き起こします。
白髪染めの履歴がある方や、エイジング毛の方には必ず、
酸性域の薬剤を使用して髪の毛だけでなく、キューティクルへの負担も軽減させていきます。
今回はpH値を健康な髪の毛のpH4.5〜5.5の0.1のアルカリ濃度を含ませた酸性域の薬剤で
矯正をかけさせて頂きました。
仕上がり
ねじれや捩れがなく天使の輪ができるほどのツヤツヤさに改善されました!
キューティクルが整うことによって、髪の毛一本一本にハリコシが戻ってきました。
お客様も大変喜んで頂けて、私も嬉しいです!
白髪染めをしていても髪質から改善をしていく縮毛矯正をぜひご体感下さい!
皆様のお役に立たせて頂けましたら幸いでございます。
サロンにてお待ちしております!
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
ご来店、心よりお待ちしております。
CALON銀座 松田力丸