髪のダメージについて.
- 塩素による塩素による傷み
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塩素でキューティクルが剥がれやすくなる
塩素濃度の高い水に長時間毛髪がさらされると、キューティクルのタンパク質が変質し、毛髪表面のなめらかさが失われ、キューティクルが剥がれやすい状態になります。
特に濡れた状態で髪がこすれると、キューティクルが剥がれやすくなります。
キューティクルが薄くなると、毛髪内の蛋白質の変質や流出が起こりやすくなり、髪の色も抜けやすくなります。塩素による傷みを防ぐ
予防
塩素濃度の高いプールでは、水を通さないゴム製のスイミングキャップをかぶりましょう。
アフターケア
プールの水の塩素濃度は水道水に対して4倍から10倍に達する場合があるようです。
塩素が蓄積すると傷みが増大するため、プールから上がったらすぐシャワーで髪をしっかりすすぎ、塩素濃度を下げることが大切です。
キューティクルが剥がれやすくなっているので、こすれ合う力を極力軽減します。
なめらかに泡立つシャンプーで、髪表面が強くこすれないように洗います。
コンディショナー、トリートメント、スタイリング剤などで、髪表面をなめらかにして、髪がこすれる力(摩擦)を減らし、キューティクルの傷みの進行を抑えます。
乾ききる前のコーミング・ブラッシングは必要最小限にします。
footnote
水道水の遊離残留塩素濃度は、0.1㎎/L以上と定められています。
快適水質の目安は、1㎎/L程度以下、日本のプール水水質基準の塩素濃度は0.4~1㎎/L、0.4㎎/L以上で殺菌力は充分とされています。
O-157事件以降、かなり高い濃度になっているところがあるようです。