髪のつくり.
- コルテックス細胞が偏って分布して曲がったりねじれたりする
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毛髪内部のコルテックス細胞には、少なくとも2つの種類があります。この2種類は細胞内部の構造や組成が異なり、硬さも少し違います。断面で見ると、直毛は2種類の細胞の分布の偏りがなく、細かくモザイク状または同心円状に分布しているのに対し、くせ毛はこれらの細胞が偏って分布していて、その偏りが大きいほどくせが強いことがわかりました。毛髪はオルト様コルテックスが外側になるように曲がったりねじれたりして、くせやうねりになるのです。