髪が染まる仕組み.
- キューティクル (きゅーてぃくる)
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キューティクルは、髪の毛表皮とも呼ばれ、髪の最も外側にある層で、無色透明で硬い細胞がうろこ状に構成されています。この構造によって、キューティクルは髪の内部を守りながら柔軟性を保つことができます。キューティクルは一定方向に細かく重なっているため、髪はしなやかに曲がることが可能です。
キューティクルの主な役割は、髪の内部にあるコルテックスを保護し、髪の水分量を調節することです。キューティクルが健全な状態にあると、髪はツヤや潤いを保ち、滑らかで健康的な見た目を維持します。しかし、キューティクルが傷ついたり、剥がれたりすると、髪は内部の水分を保持できなくなり、乾燥してパサついたり、光沢を失ってしまいます。
ダメージを受けたキューティクルは、髪の質感や見た目だけでなく、髪全体の健康にも影響を及ぼします。キューティクルのダメージを防ぐためには、過度な摩擦や熱、化学処理を避け、保湿ケアを心がけることが重要です。