アルカリ縮毛矯正と酸性縮毛矯正の違い
縮毛矯正と一口に言っても、使う薬剤や仕上がりには大きな違いがあります。
特に「アルカリ縮毛矯正」と「酸性縮毛矯正」にはそれぞれの特徴があり、お客様の髪質や求める仕上がりに合わせて選ぶことが重要です。
今回は、両者の違いをわかりやすくご紹介します!
アルカリ縮毛矯正とは?
アルカリ縮毛矯正は、一般的に広く知られている縮毛矯正の方法です。
アルカリ性の薬剤を使用して髪の内部構造を変化させ、強いクセやうねりをしっかりと矯正します。
髪を柔らかくする力が強いので、特に頑固なくせ毛や太い髪質に向いています。
特徴
- ストレート効果が強い:髪がまっすぐピンと伸びた仕上がりに。
- クセが強い髪にも対応:強いくせ毛や湿気で広がりやすい髪をしっかり矯正。
- 持続性が高い:一度施術すると、効果が長期間持続しやすい。
デメリット
- ダメージのリスクが高い:アルカリ性の薬剤は髪への負担が大きく、カラーやパーマをしている髪には不向きな場合も。
- 仕上がりが硬い場合も:直線的で硬めのストレートになることが多く、ナチュラル感が出にくいことがあります。
酸性縮毛矯正とは?
酸性縮毛矯正は、髪への負担を最小限に抑えながら、自然で柔らかな仕上がりを目指す新しい技術です。
酸性の薬剤は髪の内部に優しく働きかけるため、ダメージを受けやすい髪にも安心して施術が可能です。
特徴
- 髪に優しい:薬剤が穏やかに作用するため、カラーリングやブリーチをしている髪にも対応。
- ナチュラルな仕上がり:柔らかく、しなやかなストレートが得られます。
- 艶と手触りが良い:施術後の髪に潤いと自然な艶感が生まれます。
デメリット
- 強いクセには不向きな場合も:クセが非常に強い髪や、太い髪には効果が薄い場合があります。
- 持続性がやや低い:アルカリ縮毛矯正ほどの持続力はなく、メンテナンスが必要になることも。
アルカリ縮毛矯正と酸性縮毛矯正の比較
項目 | アルカリ縮毛矯正 | 酸性縮毛矯正 |
---|---|---|
薬剤の特性 | 強いアルカリ性 | 優しい酸性 |
髪へのダメージ | やや高い | 低い |
仕上がり | 硬めの直線的なストレート | 柔らかく自然なストレート |
クセの矯正力 | 非常に強い | やや弱い |
適した髪質 | 強いクセや広がりやすい髪 | カラーやブリーチなどで傷んだ髪 |
持続性 | 高い | 中程度 |
どちらを選べばいいの?
髪質や求める仕上がりによって選ぶ縮毛矯正が異なります。
-
アルカリ縮毛矯正がおすすめの方
- 強いクセや広がりが気になる方
- ストレートの持続性を重視する方
- 健康な髪質で、ハリのある仕上がりが好みの方
-
酸性縮毛矯正がおすすめの方
- ダメージを気にされている方
- カラーやブリーチをしている髪の方
- 自然で柔らかな仕上がりが好きな方
まとめ
アルカリ縮毛矯正は「クセをしっかり伸ばしたい」、酸性縮毛矯正は「髪をいたわりながら柔らかいストレートを楽しみたい」
という方にそれぞれ適しています。
自分の髪質やダメージレベル、希望の仕上がりを相談しながら、最適な方法を選びましょう!
髪のお悩みやご希望がある場合は、ぜひお気軽にご相談ください。一緒にベストな施術を見つけていきましょう!